橋梁の上部と下部の構造について

query_builder 2023/07/22
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橋梁は川や海を安全に渡るための橋であり、人々の暮らしに欠かせない構造物です。
いくつもの構造が組み合わされ強固な橋梁になりますが、大きく2つの構造に分かれているのをご存知でしょうか?
そこで今回は、橋梁における上部と下部の構造について解説いたします。
▼橋梁の上部と下部の構造
■上部構造
上部構造は上部工とも呼ばれ、橋を渡る歩行者・車・電車を直接支えている部分です。
路面となる床版をはじめ、支えとなる桁・床組・対傾構・横構で構成されています。
また、下記の構造物を中心に構成されることが多いです。
・主桁と主構
・横桁
・縦桁
・床版
・横構
・対傾構
他にも、舗装・地覆・高欄・親柱・落下防止装置・排水桝・添架物・取付道路・踏掛版などが含まれています。
■下部構造
下部構造は上部構造を支える部分で、躯体と基礎で構成されています。
下部工とも呼ばれており、下記の構造が中心です。
・橋台(アバット)
・橋脚(ピア)
・基礎
また基礎は細かく分けると、直接基礎・杭基礎・ケーソン基礎・鋼管矢板基礎・地中連続壁基礎があります。
▼まとめ
橋梁の構造は上部構造と下部構造で形成されており、どちらも橋梁において重要な役割を担っています。
日常生活で橋梁を見かける機会があれば、ぜひ構造にも着目してみてくださいね。
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